車の維持費はいくらかかる?内訳から節約方法を解説!

車の維持費はいくらかかる?内訳から節約方法を解説!

2021年11月19日

車を購入した後にも必要となるのが維持費です。
毎月かかるもの、毎年かかるものなど、維持費はしっかり把握しておく必要があります。
そこで知っておきたい維持費の内訳や、節約方法について詳しくご紹介します。

目次

車の維持費にはどのようなものがある?年間維持費の内訳をご紹介!

車の維持費は、ガソリン代だけではありません。
車に乗る頻度によっては、オイル交換や修理が必要となることもあります。
また車種によって維持費には違いがありますので、車の維持費の目安として以下の表を参照してください。
ただ、表の料金はあくまでも目安です。
価格が変更になる場合や、お住まいの地域によって金額が変わるものもありますのでご注意ください。
それぞれの維持費の内訳については個別にご説明します。

軽自動車 コンパクトカー Lクラスミニバン
自賠責保険料 12,550円 12,700円 12,700円
自動車任意保険料 80,000円 85,000円 90,000円
自動車税 10,800円 30,500円 43,500円
重量税 12,300円 16,400円 16,400円
車検料金(一年あたり) 25,000円 30,000円 35,000円
点検費用 15,000円 18,000円 20,000円
部品交換費用 30,000円 35,000円 40,000円
燃料代 80,000円 100,000円 140,000円
駐車場代 144,000円 144,000円 144,000円
合計 409,650円 471,630円 541,630円

(2021年10月現在)

引用:JA共済(https://nedan.ja-kyosai.or.jp/)、総務省(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/131410.html)、国土交通省(https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/policyholder.html#2

1、保険料

車を購入し維持するにあたっては、毎年保険料がかかります。この保険には2つあります。
1つは自動車を使用するにあたって加入が義務づけられている強制保険で、自賠責保険とも呼ばれています。
損害保険会社での契約、もしくは共済組合で加入します。
もう1つは任意保険、自動車保険と呼ばれる保険で、自賠責保険で保障されない部分を保障してくれる保険です。
自賠責保険では事故を起こした際に相手が死傷した場合の補償しかありません。
そのため、相手の車や自分の車への補償として任意保険に加入する人が半数以上を占めています。

2、税金

車を維持するにあたって、毎年支払う必要があるのが税金です。
2019年に税制が改革され、支払う必要のある車の税金は以下の4つとなっています。

  • 消費税
    車の購入時にかかるほか、部品交換等でも支払います。
  • 自動車税・軽自動車税
    1年に1回支払う必要のある税金です。排気量に応じて課税額が変わります。
  • 自動車重量税
    車の新規登録時と車検時に課税されます。車の重量で課税額が変わります。
  • 環境性能割
    車の購入時に支払います。中古車も対象となっています。購入する車の環境性能(電気自動車やクリーンディーゼル車といった車種のほか、燃費基準を達成しているかどうか)で課税額が変わります。

3、車検等のメンテナンス費用

2年に1度実施が必要となる車検の費用がかかります。
さらに車検で見つかった不具合の修理や部品交換、一定距離を走行した場合のオイル交換、タイヤやバッテリーなども毎年ではありませんが交換が必要になります。
そのほかにも長く乗り続ければメンテナンス費用は維持費の多くを占めるようになります。
またディーラー車検の場合は、部品を全て交換することになるため車検代がかなり高くなるため、注意が必要です。

4、ガソリン代・高速代金等、車の使用にともなう費用

車の維持費で毎月必要となるのが、使用にともなう出費です。
ガソリン代はもちろん、通勤に高速を使用する場合には高速代が必要となります。
また洗車や手入れに必要となる洗剤や掃除道具も維持費に含まれます。
車の洗車や内部の掃除をガソリンスタンドでお願いする場合の費用も維持費といえます。

5、駐車場代等、その他の雑費

自宅に駐車場がない場合には、別途駐車場を借りる必要がありますので、これも維持費といえます。
さらに車をローンで購入した場合、毎月支払うお金も維持費に含まれます。
このように車を運転する場合でも、車にほぼ乗らない場合でも、車を所有しているだけで毎月何かしらの支払いが必要となるため、必要な費用の額を把握しておくことが知っておくことが大切です。

車の維持費の負担を軽くしたい方に知っていただきたい5つの節約方法

車が必要でも、毎月の維持費は負担に感じてしまいますよね。
そこで少しでも維持費の負担を軽くしたいと考えている方のために、5つの節約方法をご紹介します。

①維持費・税金・保険料を安く抑えられる車に乗る

毎年支払う必要のある維持費を、安く抑えられる車を購入するのがおすすめです。

  • ガソリン代が安くなる車を選ぶ
    電気自動車やハイブリッド車、また軽自動車や燃費のよい車
  • 税金を安く抑えられる車を選ぶ
    環境性能の高い新車や、電気自動車やハイブリッド車などエコカー減税の対象となる車
  • 保険料を抑えられる車を選ぶ
    軽自動車、普通車でもエコカー減税の対象になっている車

車は古い車種だと増税の対象となることもあります。

②車検やメンテナンスの費用を抑える

車検やメンテナンスは快適に車に乗り続けるための必要経費ですが、費用を大幅に節約可能な部分です。
ディーラーの車検や修理は、すぐに対応してもらえますが費用がかさみがちです。
整備工場やガソリンスタンド、カー用品で車検やメンテナンスをしてもらえば、安く済む場合があります。
早期の申し込みの割引やキャンペーンなどを上手に活用しましょう。

③保険を見直す

加入が義務づけられている自賠責保険や、任意保険を見直すことも節約につながります。

  • 自賠責保険
    保険料の安い軽自動車にする、契約期間を長くしてまとめて支払う
  • 任意保険
    特約を見直し、必要ないものはカットする

④車の利用頻度を減らす

車の利用頻度を今より減らすことも維持費の節約になります。
行き先がすぐ近くの場合、また遠距離でも一人で移動する場合は、公共交通機関を利用した方が確実に安く済みます。
無駄な運転の機会をしていないか見直して、減らすことを考えるようにしましょう。

⑤料金の安い駐車場に変える

料金が安い駐車場に変えるだけでも大きな節約になります。
駐車場のないアパートやマンションで駐車場を借りる必要があっても、駐車場代は大きな負担になります。
特に東京や大阪など都会では駐車場代が高い傾向があります。
少しでも安い駐車場を選ぶことは必須といえます。

駐車場代を抑えたいなら月極エージェント!

車を購入し、維持するためにはどうしても毎月維持費がかかります。
保険料や税金など、どうしても削ることができない維持費もありますが、車検やメンテナンス、ガソリン代や駐車場代は節約可能な部分です。
月極エージェントでは、相場の2割から3割も安い駐車場をご紹介しています。
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